最後は自宅で迎えたい。最後は自宅で迎えたい。認知症高齢者の在宅終末期について考える。2015年5月の国別平均寿命ランキングで、日本の男性は世界第6位(80歳)、女性は第1位(87歳)という結果が発表されました。長寿大国日本が超高齢社会を迎えようとしている今、終末期とどのように向き合っていけばよいか、お話したいと思います。ご自分の最期を考えるきっかけとなり、また、残されるご家族に対しても思い巡らせるきっかけになればと思います。• 1 最期を迎える場所に「自宅」を選ぶ人が過半数• 2 重要になってくる家族への支援o 2.1 地域で行える支援o 2.2 医療関係者が行える支援o 2.3 その他利用できるサービスについて• 3 関係者毎の役割を学ぶ• 4 在宅で...25Sep2017
実際訪問看護とは何をするの?患者さんや家族だけでなく、医療者からもこのような質問は多々されます。ここで一言訪問看護とは何かを説明したいと思います。在宅で療養されている患者宅に看護師が訪問し、身体状態は勿論のこと採血やFoley交換等の処置やおむつ交換、入浴介助等のケアを行っており、病棟看護師が行うことを自宅で行っています。では、病院との違いは何か。フィールドが患者宅である為、主体は患者・家族であることが大前提です(病院でも基本はそうですが、医療者主体になりがちになってしまうので、敢え て強調しました)。また、家によって家族構成、経済状況、家屋の状態、介護度等が異なってくる為、個別性を重視して向き合わなければなりません。病院では、医療...20Sep2017